虎次郎～突然の痙攣～

順調に育っていた虎次郎ですが、うちにきて数週間後、ある日の夜に突然ブルブルと震えただし、あっという間にガクガクという大きな痙攣に。

時間にすると5分とか、長くても10分いかないくらいでしたが突然の出来事にどうしていいかわからずオロオロするばかり。

まだ両手にすっぽり収まる程の小さな体で、目は見開いてどうする事もできず･････。

その時の不安と恐怖は今だに思い出す度に涙が出ます。

こんな小さい体で一生懸命痙攣と戦っているのに、見守る事しか出来ないのは本当に辛かったです。

翌日すぐに病院へ。

考えられる痙攣の原因は、脳の異常・内臓系の異常・中毒症状など･････色々とあるようなのですがまだ小さすぎて内臓系や脳の異常など詳しく検査が出来ないという事でとりあえず血液検査だけしてもらい、異常がなかった為とりあえず様子見に。

正直、生後2ヶ月なのに生後２週間程と間違われたくらい栄養が足りてなかったのだから今少しおかしいだけで、ちゃんと大きくなってるし大丈夫だと自分達に言い聞かせました。

だって、こんなに可愛いのに。

本当の家族とは離れ離れになったのか、それとも育児放棄なのか･････それはわからないけれど、縁があってうちにきて、順調に育って大きくなって、ヨチヨチ歩きも上手になって、トイレもできて･････

そんなわけない。

そんなわけない。

口にこそ出さなくても、家族全員がそう願っていたと思います。

イタズラも出来るくらい歩くのも上手になったよ！